NatureHike(ネイチャーハイク)の秋冬用シュラフをレビュー!

NatureHike(ネイチャーハイク)の秋冬用シュラフをレビュー!

どうも、にっしーです。

すっかり冬になり、秋・冬キャンプ好きにはたまらない季節になりました。

今回は秋・冬キャンプのためにシュラフを購入したので、ご紹介します。

購入したのはNatureHike(ネイチャーハイク )のEM400。

 

それでは、シュラフの選び方も併せて紹介していきます。




 

シュラフの選び方

まずは、シュラフの選び方です。

シュラフには様々な種類があり、用途に合わせて選ばなければいけません。

特にシュラフはキャンプ中の寝心地に大いに関わってくるので、慎重に選びましょう!

シュラフを選ぶときのポイントは大きく分けて下の3点です。

1、マミー型か封筒型か

シュラフの形は大きく分けて2種類あります。

マミー型

ミイラのような形をしているのでマミー型と名付けられています。

体に密着するため、保温性に優れており、秋・冬用のシュラフとして最適です。

封筒型

その名の通り、封筒のような長方形をしていて、布団と同じような感覚で寝ることができます。

密着性が低い分、保温性はマミー型に劣ります。春・夏用としての用途がメイン。

 

2、ダウンか化繊か

シュラフの中綿の素材は大きく分けて2種類あります。

ダウン

軽量だが、高価。

化繊

ダウンよりは重く、かさばるが、安価。

 

3、快適温度と限界温度

シュラフは快適温度と限界温度を設定して作られています。

快適温度

暖かく快適に眠ることができる温度帯

限界温度

寒さを感じることはあるけれど、工夫次第で使用可能な温度帯

特に秋・冬用のシュラフを購入する場合は、寒くて眠れないなんてことにならないよう、快適温度と限界温度はしっかり検討しましょう。

 

ぼくは今回、

①秋・冬に使えること

②軽量・コンパクトなこと(車を使わないキャンプがメインなので)

③価格がリーズナブルなこと

3点を重視した結果、NatureHike(ネイチャーハイク)EM400に決めました!(ちなみに、形はマミー型で中綿は化繊です)

 

ブランドをNatureHike(ネイチャーハイク )にしたのは、最近個人的にお気に入りだから。

中国のメーカーですが、軽量・コンパクトなアウトドア製品を作っていて、かつ価格がリーズナブルで、品質も高いので、初心者キャンパーにはおすすめのブランドです。

 

NatureHike(ネイチャーハイク )EMシリーズの概要

仕様

NatureHike(ネイチャーハイク)EMシリーズにはEM200EM4002種類のラインナップがあります。

EM200とEM400では見た目は変わりませんが、重さと快適温度・限界温度が違います。

それぞれの詳細な仕様は以下の通りです。

《EM200》

カラー:オレンジ、グレー

寸法:210㎝(縦)×80㎝(上半身(肩あたり)の横幅)×50㎝(足元の横幅)

重量:1380g

生地材質:40D 320Tナイロンチェック

裏地材質:240Tタフタ

充填物:イミテーションシルク

快適温度:10℃

限界温度:5℃

《EM400》

カラー:オレンジ、グレー

寸法:210㎝(縦)×80㎝(上半身(肩あたり)の横幅)×50㎝(足元の横幅)

重量:1970g

生地材質:40D 320Tナイロンチェック

裏地材質:240Tタフタ

充填物:イミテーションシルク

快適温度:0℃

限界温度:−10℃

ぼくは秋・冬用として使いたかったので、快適温度・限界温度が低いEM400の方を購入。

カラーはグレーにしました。

 

収納時

収納された状態がこちらです。

 

 

3箇所のベルトを締め上げると、圧縮することができます。

 

 

ベルトを締めて圧縮した状態。

500mlのペットボトルより少し高いくらいになります。

 

展開時

収納バッグから出して広げるとこんな感じになります。

なんか宇宙服みたいですね笑

 

 

裏地は水色です。

 

 

左胸にあたるところには小さな内ポケットがあります。

多分ホッカイロ入れなのかな、と思います。

 

 

腰のあたりから首元にかけてファスナーがついています。

 

 

首元にはマジックテープが付いていて、マジックテープをとめることで、さらに気密性を高めることができます。

 

 

また、フードの部分もゴムを締めることで外気の流入を最小限に抑えることができます。




 

NatureHike(ネイチャーハイク )EM400を使ってみた感想

暖かさ

ぼくが使った時の条件は、

日程:2018111011

場所:東京の奥多摩町

気温:10日最高22℃、最低12℃    11日最高19℃、最低11℃

服装:上ロンT1枚、下ジャージ

でした。

めちゃめちゃ寒いってわけではないけど、夜は息が白くなるほどの気温でした。

暖かさはというと、普通に暖かい!

ロンTにジャージという薄着だったので少し不安だったのですが、朝目覚めると少し汗ばんでいるくらい十分に暖かかったです。

今度はもっと気温の低いときに使ってみたいですね。

 

寝心地

寝心地が悪くて目覚めるなどはなく、快適に眠れました。

ぼくは小柄な体型(166㎝、54kg)で、服装も薄着だったので、シュラフの中は割とゆったりで、中で寝返りがうててしまうくらいでした。

もっと寒い日に使うときはもう少し厚着をしたり、中に毛布を入れたりと空間を埋める工夫がいるかもしれません。

 

携帯性

重量は2kg弱とめちゃめちゃ重いわけではありませんが、やはり結構かさばりました。

ぼくが使っている40ℓのバックパックでは1/3場所がとられてしまいました・・・。

しかし、この値段を考えると上出来だと思います。

 

最後に

携帯性はダウン素材のものや、他ブランドの高価なシュラフに比べると当然劣ってしまいますが、品質やコストパフォーマンスを考えるとかなり良い製品なのではないかと感じました。

標高の高い場所や気温がめちゃめちゃ低い場所でない限りは、秋・冬用シュラフとしては幅広く活躍してくれるんじゃないかと思います。

秋・冬キャンプの入門用としておすすめです。